母の兄が短歌の本を自費出版しました。
88歳!
ネットをやらない世代は(私の周りでは80代でやっているひとはいない)
紙での出版・・・自分史、家族史は働き続けた人にとっての夢ですよね。
高齢になり。仕事を引退して
ほっと一息ついて
人生を振り返り、この人生を記録に残したいと思う
そういう気持ちが素敵だなーと思います。
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母の父は、病院で亡くなる時、原因不明だったから老衰なんでしょうね、、、
こどもたちに囲まれて「おれはしあわせだ、、、」といってなくなったんですって。
そのことを去年、母から初めて聞いて、私は稲妻のように衝撃をうけました。
そんな、人生ってある?
そんな人生に私もしたいし、そういうこと最後に言える人間になりたいよ。
まわりに誰もいなかったとしても、そう呟きたいよ。
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現役ネット世代は、生き様をネットに書き散らかしてガス抜きできているので、
紙に残す、ということは減っていきそうな気がします。
私の父は、文章には興味なく80代の今も働いていますが(コミュニケーション好きで家にじっとしていられない)
家にいる時は、庭に果実を植えるのが趣味というか楽しみのようです。
木に果実がなれば、とりあえずその期間は、餓死することがない、という考えがあるみたいで
戦後生まれの時を過ごした、家族を守る優しい愛にあふれていていて尊敬。
柿、栗、プラム、ブルーベリー、グミ、キウイ、ラズベリー、びわ、いちじく、ゆず、みかん、りんご、ぶどう、、、
観賞用の植木では、腹いっぱいにならないと毒舌を吐きます。
父の父、祖父から引き継いだ観賞用の松などの植木の手入れをする母とバトルっています。
母にしたら、果実が多いと蜂がくるのが嫌みたいですね。
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自分が80代になるなんて想像できないけれど、心は上をむいていたい!